FLOW
採用の流れ
STEP2 応募書類準備
伝えたい事を明確に!
転職活動をしていく上で、最初の難関が書類作成です。 特に知財業界においては、書類作成が合否を大きく左右します。 ここは手を抜かずにしっかりと作成してください。 「書く自分」とそれを客観的に「見る自分」という意識で臨んでください。 まずは失敗例を見ていきましょう。こんな失敗してませんか? 【失敗例】 ・志望動機が曖昧 ・伝えたい事がまとまらず作文になってしまう ・自己PR欄がなく印象に残らない ・職歴をただ羅列するだけ ・表現が抽象的 ・得意分野が伝えきれていない
履歴書の作成
1. 「年・月」は正確に! 学歴・職歴において、「年・月」をいま一度確認してください。ここを間違えるのは致命的です。意外と採用担当者は「年・月」について間違えがないか、ズレがないかなどシビアな目で見ています。 2. 志望動機は応募先ごとに! 面倒がらずに志望動機は応募先ごとに作成してください。志望動機は書類選考突破の登竜門です。どこにでも通用する志望動機では、相手に熱意が伝わりません。「それならうちでなくてもいいよね」と思われてしまいます。 「なぜこの会社・事務所なのか」 「なぜこの仕事をやりたいのか」 この二本柱で作成してみてください。 3. 省略しない! 入学・卒業、入社・退職の記載の際、よく「同上」と書かれている方をお見かけします。履歴書は正式文書ですので、省略せずにきちんと記載しましょう。 4. 趣味は具体的に! 趣味は先方とのコミュニケーションの欄とお考えください。「なるほど、こういうことに興味があるのか」と思わせる工夫をしてください。 悪い例として「映画、読書」とだけ書かれる方をお見かけしますが、 これで先方があなたに対して興味を持つでしょうか?持ちませんよね。 読書であればどんなジャンルの本なのか等、より具体的に記載してください。
職務経歴書の作成
1. 限られた紙面の中で、最大限のアピールをする。 限られた紙面の中で、最大限のアピールをする。職務経歴書はあなたのプレゼン資料です。ともすれば、言いたいことがありすぎてまとまりのない、いわゆる作文になる傾向があります。 「事実」と「気持ち」は分けて書くことが重要です。ここで大切なのが、「見る自分」です。人事担当者が思わず会いたくなるような書類を作成することが大切です。構成としては、 職歴概要 経験されてきた業務を時系列に、端的に箇条書きで表す 上記の各業務経験に対し実績や努力した点を文章で端的に表現する 習得した技術分野、知識 自己PR のように大項目を整理した上で、作成に取りかかりましょう。 2. 最終チェックは忘れずに 作成書類は何度も見返しましょう。客観的に「見る目」が必要です。時間を置いて数回チェックするくらいの姿勢で臨んでください。 誤字・脱字ありませんか? 字体は半角と全角が混ざっていませんか?フォントは統一されていますか? 記号(「■」「●」「・」など)は統一感がありますか? レイアウトに統一感はありますか?
特に知財への転職の場合は
特に知財への転職の場合はご登録された方から一番驚かれるのが書類選考の通過率の低さです。 そうなんです。知財業界の転職では書類が重要視されるのです。 特に、特許技術者、特許事務員の方は、書類作成や書類チェックがメイン業務ということもあり、明細書作成者として必要な能力が応募書類を通して判断出来てしまうのです。 それ故に、知財への転職の場合は応募書類にもコツがいるのです。 知財業界において特に重要視されることは下記のとおりです。 技術に関しての学習能力があるか? 英語の能力・英語への取り組み(作文と読解において)があるか? 緻密さがあるか? 文章の論理構成能力があるか?
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キャリアコンサルタントからのコメント
試行錯誤しながら作成していくうちに、ついに煮詰まってしまう書類作成。 特に知財業界向けの応募書類にはコツがいります。 『知財お仕事ナビ』では、応募先を踏まえた上でより客観的にアドバイスを、させていただいております。ぜひご相談ください。