キャリア採用成功への第一歩!履歴書・職務経歴書作成と面接準備のポイント

公開日: 2024-12-30

転職活動において、履歴書や職務経歴書の作成、さらには面接対策は非常に重要です。これらを効果的に準備することで、採用担当者に自分の強みや適性を伝え、転職成功の可能性を高めることができます。本記事では、転職活動を進めるうえで押さえておきたいポイントをまとめました。

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【履歴書のポイント】

履歴書は、キャリア採用の第一関門となる重要なものの一つです。手を抜かず、緻密かつ正確な文書とすることが大切です。

1. 転職動機を明確にする

転職動機は、面接時に必ず聞かれる質問の一つです。また、応募先を選ぶ判断材料にもなります。自身がなぜ転職を考えているのかを、言語化しましょう。

2. これまでのキャリアを振り返る

自身の経験を振り返り、「どんな業務を通じて」「どんな知識や技術を得たか」を整理し、強みを洗い出しましょう。未経験の分野に挑戦する場合は、これまでのキャリアで活かせるスキルや知識を見極めることが重要です。

3. 志望動機をまとめる

志望動機は転職動機とセットで考えましょう。「なぜその会社を選んだのか」という理由が、論理的に伝わる内容にすることが大切です。応募先のHPや取り扱い分野についてJ-PlatPatを使ってリサーチし、自分のキャリアとどのように結びつくかを具体的に書くと良いでしょう。

【職務経歴書のポイント】

1. 見やすいレイアウトを心がける

文字の大きさで強弱をつけたり、箇条書き(■、●、・など)を活用したりして、読み手が情報を素早く把握できるようにしましょう。3ページ程度にまとめるのが理想的です。

2. 経歴要約を簡潔に

卒業後の経歴を5~8行程度でまとめ、全体像をわかりやすく伝えましょう。「どこで」「どんな役割で」「どれくらいの期間」を明確に記載しましょう。

3. 経歴詳細の具体化

担当業務は箇条書きで簡潔に記載し、実績や習得技術などを具体的な数字(例:対応件数や達成率)を用いて補足すると効果的です。

4. 自己PRを論理的に

過去の実績を基に、以下の流れで自己PRを構成しましょう

  • 身につけたスキルや得た知識
  • 客観的に評価されてきた点
  • 今後その経験をどう活かしたいか

【面接対策】

1. 事前準備を徹底する

転職動機や志望動機は、履歴書や職務経歴書でまとめた内容を基に、『口頭』で説明できるように練習しましょう。まず、卒業してからのご自身のキャリアの振り返りを十分にすることが重要です。その上で、「伝える」のではなく「伝わる」自己紹介を心がけ、話し言葉でまとめましょう。実際に時間を測って話してみるとよい練習になります。

2. 応募先の情報収集

自分の経験や技術が応募先にどう活かせるか、または親和性があるかをリサーチしましょう。リサーチの際は、以下の点を意識してみましょう。

  • ご自身の経験や技術分野と合致するところはどこか
  • 完全に合致するものがない場合、親和性・応用性をアピールできる点をさがす
  • 未経験の場合、応募先業務について興味・関心を持てるところはどこか、またその分野に携わっていく意欲を持てるか
  • 応募先の取り扱い製品や代表者・研究者がメディアなどで取り上げられているか、また、特許化の有無など

3. 採用側が見るポイントを意識

面接では以下の点が見られています

  • 簡潔で的確な回答ができるか
  • 必要な能力や知識、適性があるか
  • 会社の理念や社風に合うか
  • 入社の意思や希望条件が一致しているか

面接時のマナーについては、以下の点に留意しましょう。

  • 最初の1分、最初・最後の挨拶で第一印象が決まる
    • 表情はにこやかに、ハキハキとした受け答えを心掛ける
    • 相手の目を見て話す・聞く
    • 要点をまとめて、まずは結論から話し、その理由(説明)はあとからの順序で話す
    • 転職理由・応募動機・自己PR は明確に
    • 緊張しても大丈夫!一呼吸おいて落ち着いて普段通り話すことを心掛ける


4. よくある質問への準備

特に未経験者の方向けには、「なぜ知財業界を志望したのか」「知財に興味を持ったきっかけ」「業界や試験についての知識」などが問われることが多いです。その他、大学時代の研究内容などについて質問があることもありますので、事前に答えを用意しておきましょう。

【採用側への質問】

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた際に備え、必ず2〜3つの質問を用意しておくことが大切です。基本的に常識の範囲であれば何を質問していただいても問題ありませんが、稚拙な質問は避け、自身が実際に働くことを想定し業務や環境、制度などについて聞きましょう。もし用意していた質問が解決してしまったら「○○を伺いたかったのですが、十分にご説明を頂いたので特にございません。ありがとうございます。」と伝えましょう。

【最後に】

転職活動は、一人で悩むことも多いかもしれません。もし、履歴書・職務経歴書の作成や面接準備に迷ったときは、ぜひ専門家に相談してみてください。私たち知財塾は、あなたのキャリア形成をサポートします。

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